しずく茶

しずく茶の作法を紹介

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しずく茶

しずく茶

しずく茶とは、お茶の名前ではありません。
煎茶道でいう「すすり茶」のことですが、しずく茶というのは
福岡県八女郡星野村で呼ばれている名称です。

すすり茶は、明代に中国で蓋椀を使った飲み方が日本に伝わり、発展した飲み方で、
日本ではめずらしく蓋椀を使うんです。

中国茶では蓋椀はめずらしくないですが、日本茶で蓋椀を使うとなんだか不思議な感じですね^^

星野村では4〜5月の1番茶の生産期に20日以上日光遮断して茶の旨みを閉じ込めます。
そして八十八夜の頃に手摘み、手揉みしてできた玉露をしずく茶として飲むんです。

しずく茶はその名の通り、しずくの様な1滴に旨味を凝縮させる飲み方で、
その作法もあります。
1煎目から5煎目まであり、その味わいの変化を楽しむことができます。

しずく茶の作法を紹介します。

(1人分:4g)
1煎目:お湯の温度40℃、お湯の量10cc〜15cc
蓋椀に入れたら蓋をして2分。2分たったら蓋椀から直接飲みます。

2煎目:お湯の温度50℃、お湯の量10cc〜15cc
蓋椀に入れたら蓋をして2分。2分たったら蓋椀から直接飲みます。

3煎目:お湯の温度60℃、お湯の量10cc〜15cc
蓋椀に入れたら蓋をして2分。2分たったら蓋椀から直接飲みます。

4煎目:お湯の温度80℃、お湯の量 なみなみ注ぐ
蓋椀に入れたら蓋をして2分。2分待っている間に茶菓を食べ始めます。
2分経ったらお茶を飲みます。

最後:ゆずのしぼり汁+ポン酢等、生醤油を数滴掛けて茶葉を食べます。


以上がしずく茶の作法ですが、最後は茶葉まで食べるんですヽ(´ー`)ノ エコですね。
よい日本茶ほど低い温度で淹れると言われていますが、このお茶も最初は40℃で淹れ、
徐々に上げていきます。

そしてお湯の量も最初の1〜3煎目は少量淹れ、1煎目よりも2煎目はちょっとだけ多く
というのがベストなのですが、これがまたお茶の旨味を引き出すのに丁度良いんですよね!

1滴を飲むだけで十分にお茶の美味しさがわかります。
ちょっとだけ多くするというのは、煎を追うと茶葉がお湯を含みやすくなるからなのですが、
味わいも変わってきます。

1煎目は甘味を強く感じ、2煎目は美味しい渋味+濃い甘味、3煎目は美味しい渋味が強くなる
というように変化してきます。
そしてお茶だけの味わいを楽しんだ後は4煎目でお菓子と合わせて味わい、
最後に茶葉まで頂くんです。

少しの味わいの変化を楽しむというのは日本らしいですよねヽ(´▽`)ノ
しかも蓋椀を使って飲むというのが、文化の伝搬を感じますねぇ。

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